HOME > Trip一覧 > この場所で、マイナスイオンの深呼吸! > 坂井麻衣子さんインタビュー
2010年3月。世界的に名を馳せるコンテスト、ミス・ユニバースの、日本代表が選出された。選ばれたのは、大分県の公務員として人生を送っていた板井麻衣子さん。ポルトガル語、英語を話し、国際的な視野の持ち主ではあるが、ごく普通の女の子が、ある日、日本を代表する美女になったというシンデレラストーリーの体現者である。
「応募しようと思ったきっかけは、“世界大会を見てみたい”ということだったんです。各国で、激戦を勝ち抜いてきた女性たちが集る場所の、エネルギーを自分の身で感じてみたい、と。それには、日本代表になるしかないわけで。応募は、小さな動機と、そして大きな決断の結果だったんですね。」

- 2010 ミス・ユニバース・ジャパンに選ばれたばかりの
板井麻衣子さん
ミス・ユニバース―世界中の美女が、その美しさを競う大会であることはよく知られていることだろう。けれど、それが単なる美人コンテストではなくて、むしろ、その人間性を問われるシビアな大会であることは、あまりイメージを持たれていない。コンテストの結果を左右するのは、その女性のものの考え方、自己表現の仕方、そして単に表面だけではない美の在り方。各国の代表の座にアプローチできるファイナリスト達は、ビューティーキャンプと呼ばれる合宿で、さまざまなレッスンを受け、訓練を積んで、最終選考に臨むことになる。つまり、ミスの王冠を手にした者は、あらゆる観点において“日本で一番の美女”というお墨付きをいただくことになるわけだ。板井さんは言う。
「人より前に出て何かをすることが、実はあまり得意ではなかったんですね。自分は一歩引いてもいい。けれどきちんと把握しておきたいというのが、これまでの私の生き方だったと思います。ミス・ユニバースという王冠は、人前に出てきちんと認められ、その存在感を持って何かを伝えていく役割に与えられたものだと思うんです。つまり、今までの私とは、ちょっと違う生き方をしなさいと、背中を押された。その責任と、素の自分とのバランスにまだ戸惑うことは多いのですけれど。でも、ミスのタイトルがなければ、私はまだごく普通の女の子だった。この人生の転機は、とても深く受け止めているんです。
大分という町で、特に不満というものもなく、時にはステキな人とお食事に出かけたりして幸せに暮らしていた。けれど、たったひとつのきっかけで人生は一変したんですね。人生に、冒険は必要だというけれど、ミス・ユニバースへの挑戦は、私の人生の最大の挑戦だったのだということができるでしょう。日本代表にならなくても、得るものは大きかったと思いますが、選ばれなければ得られなかったものの大きさを実感しています。人生には、まだ何が起こるかわからない。それは、最後までワクワクしながら歩み続ける旅―それが人生なのかも知れません。」
世界一の美女の座に臨む世界大会は、来る8月23日。板井麻衣子さんの挑戦は、まだ続いているのである。








